医療法人 不二尚和会 日笠クリニック

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5F ひまわりデイケア

5F ひまわりデイケア

青年向け精神科デイケアのご紹介[対象年齢:高校生~50代]

ひまわりデイケアの特徴
・様々な方がそれぞれの悩みを持って利用していますが、一人一人に合った問題の解決方法や体調の管理方法など丁寧に探していきます。
・スタッフや医師と一緒に、無理のないよう個々のペースで進めていきます。
・就労を目指している方の多くは、ひまわりデイケアの活動を通して自信や力を付け、自分に合ったお仕事に繋がっています。
・お互いに目標を持ちながら、時間や活動を共有するため、仲の良い友人ができた方もいます。
・他の精神科デイケアと比べ、若い年齢の方が多いです。

 

ひまわりデイケアの雰囲気
・安心した居場所としての利用ができる、和やかな雰囲気です。
・お互いに気持ちを理解し合いながら、新しいメンバ-も優しく迎え入れてくれます。
・コミュニケーションが苦手な方でも、過ごしやすいスペースやプログラムなどもあります。

 

天井が高く広いスペース

相談ルーム

休めるレストルーム

プログラムの内容


午前と午後に1回ずつプログラムを実施しています。その方のペースや目的によって、プログラムを選ぶことができます。もちろん、参加しないこともできます。

 

病気やメンタルに関係する知識や対処法を学ぶ
・疾病教育 ・薬物療法に関する心理教育 ・ストレス対処 ・こころの科学(疾病のメカニズムと対処) ・マインドフルネス ・集団認知行動療法 ・睡眠改善プログラム

 

就労、進学を目指す
・チャレンジスクール(就労、就学準備プログラム)

 

安心な居場所作り
・えんじょいくらぶ(DC初期の方や不安の強い方が対象)

 

人との交流
・女性のみの会(おしゃれに関する内容) ・茶話会
・みんなで楽しくコミュニケーション(ファシリテートによる)

体力の維持や向上
・ソフトボール ・フットサル ・バスケットボール ・卓球 
・EXILE body(筋トレ) ・ダンス

 

健康維持
・健康プラザ(健康教育)

対人コミュニケーションのスキルアップ
・SST(初心者コースとステップアップコース)

 

課題遂行能力を身に付ける
・きずなclub(高齢者との交流を企画) ・イベント企画ミーティング ・料理

 

ダイバージョナル(気分転換)
・コーラス ・カラオケ ・手芸 ・俳句 ・絵 ・書道 ・スウィーツの会

 

その他
・院長と楽しもう会(院長との交流) ・リラクセーション

 

 デイケアの利用例

デイケアの実際の利用についていくつか例を示します。

 
6年間の引きこもり状態から障害者枠での就労に結びついたケース

Aさん 20代女性 デイケア歴3.5年
小・中学校時代から不登校であった。通信性の高校を卒業後、自宅に引き込もりTVやゲームを見ている日々だった。引き込もりが改善しないため両親の促しで受診し、デイケア開始となった。
デイケア開始時は、朝起床する習慣がないため、週1回の利用が精一杯だったが、生活リズムを整えていくことで週4回の参加が可能になった。人の中に居ると疲れるため、小部屋を利用しながら過ごした。引き込もりの影響で、自分に自信がなくそれをカバーするために自分の知っていることを一方的に話すという会話のスタイルだった。また、人とのやりとりの中で想定外のことが起こるとパニックになることが多かった。スタッフのサポートにも納得できないことが多かった。よくなって就職したいという気持ちが強く、スタッフと時間をかけて話し合い努力を重ねた結果、対人関係の許容範囲が拡がり、ほとんどのプログラムに参加できるようになった。心理教育では、反芻、回避、マインドフルネス、認知再構成法などを学んだ。学んだことは必ず生活に取り入れ活用することで、さらに対人関係のスキルがアップした。
現在は障害者枠で週5回の就労を2年間継続している。今も想定外の出来事に不安になるが、デイケアで学んだ知識を活用して不安を抱えることができている。職場の人にも恵まれ、安心できる環境の中で就労している。仕事をしていることが自信となり笑顔が増えた。
 

 

 
大学休学から復学に至ったケース

Bさん 10代男性 デイケア歴2年
子どもの頃から、内向的で友達も少なかった。高校卒業後は地元の大学へ進学するが、同級生の輪に馴染めず悩んでいた。その状況下で授業内においてグループ活動が始まり、徐々に授業の欠席が増え始めた。また、誰にも相談できず、憂うつ感や不眠・過眠が現れるようになり、外出の頻度も減り始める。大学内の保健センターへ相談したところ、カウンセラーより当院を勧められ受診し、デイケア開始となった。
デイケア開始当初は大学へ行けておらず、家族と相談をした上で休学することになる。デイケアの中では、卓球やソフトボールなどのプログラムを通して、集団に馴染んでいくことが出来た。しかしその一方で、周囲に気を使いすぎていたためストレスを重ねていった。次第に、誰とも関わりたくないと言う気持ちが強くなり、デイケア利用も減り始めた。その様子を心配したデイケアスタッフから声を掛けられて、初めて胸の内を話すことが出来た。そこから、対人関係の練習と同時に、困った時にSOSを出す練習を行った。困難なことに直面したら、その都度家族やデイケアスタッフ、友人などに相談していく中で、徐々に自分で対処することが出来た。そういった経験を積み重ね、自信も感じられるようになった。デイケアへ通う中で生活リズムと体調を整え、復学することも出来た。
今では、授業のない日にデイケアを利用し、学業とデイケアでのリハビリを両立させながら、アルバイトという次のステップへ向かおうと努力している。

 

 
居場所としての利用のケース

Cさん 40代女性 デイケア利用歴 10年
子供の頃は、大人しい性格で友人も少なかった。高校時代に、他の生徒とのトラブルがきっかけで、意欲低下、集中力低下といった症状が現れるようになった。両親の勧めもあり、当院を受診。通院をしながら、どうにか高校を卒業。その後はアルバイトを始めるも、上司の叱責が続くと、気分の落ち込みが強くなる。次第に、仕事に行けなくなり長続きしなかった。働く自信の喪失に加えて、自分には友人が出来ないという悩みもあり、医師の勧めによりデイケア開始となった。
デイケア開始時は、一人で過ごす事が多く、集団の中に加わることへの抵抗感が強かった。そこでまずは、スタッフと1対1で話す機会を多く設ける。すると、少しずつ自分の思いや悩みを話せるようになった。また、料理や手工芸などの得意なプログラムに参加。集団の中で、教えあったり、一緒に考えたりする中で、自分も他の人の役に立っていると感じるようになった。そして、少しずつ自信をつけていった。対人関係の幅が広がっていくうちに、デイケア終わりに食事に行ったり、休みの日に遊ぶ約束をしたりと、デイケア以外での交流も出来るようになった。「初めて信頼出来る友人が出来た」と嬉しそうに語っている姿が印象的であった。
現在は、週5回デイケアを利用している。コミュニケーションスキルを身に付けるプログラムに参加しながら、より良い人間関係を築く練習を繰り返している。また、もう一度働いてみたいとの思いもあり、就労プログラムへの参加を今後の目標にしている。

 

 
10年以上の不調から一般枠での就労に結びついたケース

Dさん 30代男性 デイケア歴6年
Dさんが高校生の頃、クラスメートとの関係が悪くなり不登校になった。また、腹痛やめまい、吐き気といった身体症状が現れるようになり、この頃から人に自分の本心を言えなくなった。大学に進学するも、再び登校できなくなる。そこから、10年間心療内科に通うが、状態は良くならずにいた。そんなある日、主治医から当精神科デイケアを勧められたことをきっかけに転院しデイケア治療を開始した。
デイケア開始時は周囲に気を遣かって過ごしており、スタッフにも本音を言えないでいた。しかし、1年間コンスタントに利用することで、仲の良い利用者ができたり、スタッフに本音を言えたり出来るようになった。プログラムにも積極的に参加し、症状のコントロール法も身に付け、他の利用者にアドバイスできるようにまでなった。
そして、スタッフと話し合いを継続し「一般企業の事務職に就く」という目標を掲げ、デイケアを利用して体力、生活リズムを整え就労準備をおこなっていった。デイケア開始から3年後、希望していた一般企業の事務職に採用された。
現在では、気晴らしや仕事上の相談をするために週1回土曜日の利用を継続している。

リワークプログラムについて

 

 当院では2017年2月より、うつ病と診断され休職されている方を対象に、復職支援のプログラムを始めました。このリワークプログラムは認知行動療法を始めとして、様々な治療技法や有効なグループアプローチを取り入れて作成されています。
専門的なトレーニングを積んだスタッフがサポートし、一緒に職場復帰を目指していきます。
概要は下記の通りです。興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

目的
(1)うつ病の再発防止と対処法の確立、(2)就労準備性(気力、体力、生活リズムの安定。ストレス負荷に耐える力)の獲得、(3)コミュニケーション能力の向上、の3点を目的としています。

 

~1日の流れ~

 

対象
休職中の方で復職を希望しているうつ病の患者さんが対象です。

内容
週1回の通所プログラムです。毎週月曜日に実施し、3ヶ月間行います。

問い合わせ先
(086)-255-7686(ひまわりデイケア直通)
(086)-255-5567(代表)

 

 3か月間のプログラム

 

リワークオフィス

 

 家族教室


 デイケアのスタッフが主体となって、様々なテーマの勉強会を行っています。家族同士のグループワークや、実際に体験していただくロールプレイ、講師の先生をお招きしての講演会などを通して、病気や症状の理解だけでなく、普段の生活において生じる困り事や工夫を家族同士、家族とスタッフで共有できる機会となればと考えています。

 

内容
勉強会やデイケアスタッフ、家族同士の交流をおこなっています。

頻度
3ヶ月に1回です。

勉強会のテーマ
・うつ病について ・統合失調症について ・就労支援について        
・就労継続支援事業所の紹介 ・マインドフルネスと反すう思考 ・SST    etc…

家族からの声
・家族として、どう関わればいいのか、どう声をかけてあげればいいのか気づけた。
・病気や症状の勉強を自分がすることで、本人への理解の幅が広がったと思う。
・DCでの様子を本人が家では話してくれないので、スタッフから話を聞くことが出来たのは良い機会だった。
・本人だけでなく、自分にも利用できそうな制度や施設を知れたので、活かしていきたい。

 

家族主体の会
共通する悩みをもつ家族が、思いや考えを気兼ねなく話せる会として開催しています。
家族同士で楽しむことを通して、家族の横のつながりを作るきっかけとなり、プライベートにおいても支え合える機会となればと考えています。

内容
手工芸や食事会、カラオケなど催し物を通した家族同士の自由な交流です。
(デイケアスタッフはサポートとして参加します)
頻度
3ヶ月に1回です。

今までした催し物
・フラワーアレジメント ・ハンカチブローチ作り
・料理(手巻き寿司など) ・レストランで食事会   etc…

家族からの声
・家族主体の会で他の家族と仲良くなり、プライベートでも連絡を取り合っている。
・手工芸など何か作業しながらだと、自然と会話が弾んで交流しやすい。
・自分自身も気分転換になって良かった。
・和やかな雰囲気で、子供の事について近況を話したりできる機会があって良かった。


利用日時・料金・駐車場
■利用日時
月曜日~土曜日 8:50~15:30(日曜・祝日はお休みです)です。

■利用料金
医療保険の対象です(自立支援医療制度を利用の方は昼食代込みで1日820円)。
費用に関して不安・疑問などのある方は、当院のスタッフにご相談ください。

■駐車場の利用について
1日最大5台までです(相談に応じます)。

■利用に際して
デイケアを利用されるときには、医師の診療を受けていただく必要があります。
初めて来院される際には、電話でご予約ください。

■スタッフ
医師、看護師、作業療法士、臨床心理士、精神保健福祉士などです。

■見学・お問い合わせ
見学やお問い合わせは、こちらからお気軽にどうぞ!
TEL (086)255-5567[代表]
(086)255-7686[ひまわりデイケア直通]